Boris FX SynthEyes 2026
モーションキャプチャやCGキャラクターの実写合成、3Dセットの拡張などを実現するトラッキングソフト
モーションキャプチャやCGキャラクターの実写合成、3Dセットの拡張などを実現するトラッキングソフト
2026年2月19日にSynthEyes 2026がリリースされました。バージョン2026では、Mocha技術による高精度トラッキングとGeoHのリアルタイムソルブを搭載し、USD対応やパイプライン強化により制作効率と安定性を大幅に向上しました。
2026年2月19日時点で【SynthEyes アップグレード&サポートプラン】に加入ユーザー、有効期限内の1年ライセンスをご利用のお客様は、最新のインストーラーと現在ご利用のライセンスでSynthEyes 2026をご利用いただくことができます。

SynthEyes は、モーションキャプチャやCGキャラクターの実写合成、3Dセット拡張を実現するスタンドアローン型トラッキングソフトウェアです。スピードと精度を追求し、現代のVFXワークフローへシームレスに統合できるよう設計されています。
機械学習を活用した自動化機能、Live Previewによるリアルタイムソルブ、アフィン変形に対応したMochaポイントトラッカーなどを搭載。複雑なマッチムーブやオブジェクト解析を効率化し、反復作業を削減しながら高品質なショット解決を実現します。
カメラ/オブジェクトトラッキング、ジオメトリ生成、プラナートラッキング、スタビライズ、モーションキャプチャ、レンズディストーション解析を包括的にカバー。主要な3D/コンポジットアプリケーションへのエクスポートに対応し、USDを含む最新パイプラインにも統合可能です。

インサート合成、揺れ補正、バーチャルセット制作、オブジェクトリムーバル、ステレオ制作、360°VR、建築プレビュー、事故再現、プロダクトプレイスメント、フェイシャル/ボディキャプチャなど幅広い用途に対応し、単発ショットから大規模プロダクションまで生産性を高めます。
継続的なUI改善により、ワークフローをより明確かつ高速に操作可能。ツール管理ではなくショット解決に集中できる環境を提供します。
2003年の登場以来進化を続けるSynthEyesは、高い実用性と導入しやすい価格を両立したプロフェッショナル向けトラッキングソリューションです。
SynthEyes 2026では、Mochaテクノロジーを活用したアフィン対応ポイントトラッカーを新たに搭載しました。単一ピクセルの特徴点を追跡するのではなく、小さな平面パッチ全体の動きを解析し、後続処理のために安定した2Dポイントを生成します。
その結果、回転、スケール変化、部分的なモーションブラーが発生するサーフェスにおいてもドリフトを大幅に低減。Tracker Roomの既存ワークフローを変更することなく、より安定したトラッキングを実現します。
Live Previewにより、GeoHの反復的な微調整が、よりダイレクトでレスポンスの高いプロセスへと進化しました。GeoHトラッカー、ピボット、制約を調整すると、現在のフレーム上で結果が即座に反映されます。
従来のようにタイムラインをスクラブしたり再生してソルブを実行する必要はありません。作業中にオブジェクトがリアルタイムで更新されるため、複雑な階層関係を可視化したまま、モーションの追い込みが可能です。

SynthEyes 2026では、UI近代化の第一フェーズを導入しました。経験豊富なユーザーの既存ワークフローや操作感を維持しながら、より洗練された操作環境を実現しています。

SynthEyes 2026では、USDベースのワークフロー対応を拡張。USD中心の最新パイプラインとの相互運用性を高め、中間フォーマットへの変換作業を削減します。

SynthEyes 2026では、シーンセットアップの効率化、エクスポートの信頼性向上、そして一般的な制作ワークフロー全体の摩擦を減らすための、実践的な改良が多数追加されました。
Flexible Lens Workflow Export機能は、従来の煩雑な歪み管理を解消し、予測可能で一貫性のある出力を可能にします。エクスポートごとに非破壊で映像の歪み補正または再歪み処理を適用できるため、プロジェクト自体はそのままに、余白・解像度・後工程との互換性まで柔軟に制御できます。
ML Motion Estimationは、機械学習を活用した新しいオートトラッキング機能です。フレームごとのピクセル単位の動き(モーションベクトル)を生成し、予測精度を高めることでトラッカーのズレを抑え、後処理の負担を軽減します。特にブレやオクルージョン、ノイズの多いショットでも安定したトラッキングを実現します。
Mesh-to-Tracker Parenting は、ジオメトリをソルブ済みのトラッカーにワンクリックでリンクできる新機能です。トラッキングやレンズ調整などプロジェクトが更新されても、オブジェクトの位置関係は常に保持されるため、手動での再配置や修正が不要になります。


SynthEyes は、高性能な自動トラッキング、3Dプラナートラッキング、AprilTags、クリーンアップおよびトラッカー追加ツールなどの高度トラッキング機能を備えています。

SynthEyesのトラッキングデータは、USD、FBX、OBJ、Alembicなどの豊富なフォーマットにエクスポートすることができます。

SynthEyes は、3D環境内でのシーン全体の位置、整列、サイズ調整を行う強力なツールを提供します。これにより、シーンのスケールと座標がワークフローと一致します。

SynthEyesには、解析中の歪み計算だけでなく、レンズグリッドからのレンズキャリブレーション用の幅広いツールも備わっています。Rectify Lens Grid は、特に複雑なレンズタイプでのモデル化されていないレンズ歪み補正に使用します。グリッド間隔とカメラからグリッドへの測定が可能であれば、傾きの検出と補正も行います。Lens Master Calibration システムは、リニア、逆リニア、アナモルフィックレンズ、および4種類のフィッシュアイレンズに対応しています。

動く部分をマルチレベルの階層でトラッキング、提供されたメッシュの直接トラッキング、または通常のトラッカーでトラッキングする、強力で柔軟な3Dトラッキングツールセットです。

SynthEyesは、通常の映像または360VR映像のスタビライズ機能を搭載します。3D解析によるスタビライズには、エクスポート用の物理的リグの作成も含まれます。

SynthEyes は、トラッキングから要素を分離して除外する使いやすいツールを備えています。

ViewShift は、複雑なオブジェクトリムーバル、分割されたテイクの統合、アニメーションされたテクスチャマップの生成などに使用します。

SynthEyes は、様々なメッシュおよび頂点キャッシュフォーマットの読み書きが可能で、業界標準の3D/コンポジットアプリケーションをサポートしています。

チャットスタイルで指示可能なSynthEyesのアシスタント、Synthiaで言語コントロールが可能です。Synthia、Sizzle、Pythonn スクリプティングを使用して頻繁なタスクを自動化できます。